PROFILE

現在アメリカ合衆国マサチューセッツ州の古都、ボストンを拠点に指揮者として活動。ボストン市公認芸術家。Boston Chamber Orchestra（ボストン室内管弦楽団）、Youth&Muse Boston International Music Festivalの音楽監督兼指揮者。 Marcel Tybergの世界初演公演をBuffalo Philharmonic OrchestraとFoundation for Jewish Philanthropiesの招待によりBoston Chamber Orchestra（ボストン室内管弦楽団）にて演奏、高い評価を受ける。また チャイコフスキー国際コンクール、チェロ奏者Sergey Antonovと共演、Dana Farber Charity Concert（がん患者基金チャリティーコンサート）にも招待され共演する。日本ツアーでは九州交響楽団や手嶌葵と共演、テレビ朝日系ドラマ「遺留捜査」「刑事７人」や「臨場劇場版」「キカイダーreboot」のレコーディングも行う。 Youth&Muse Boston International Music Festivalでは１０年間母校Boston Conservatory（ボストン音楽院）にて参加生徒の国際コンクール優勝者を輩出するなどする。埼玉県にて「ちちぶ国際音楽祭」を指揮学部１期生という事もあり、同校の協力を得て、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団の奏者を筆頭に海外から指導者を招聘し日本においても活動の幅を広げた。現在はLongy College of Musicにて開催する。 過去にはコーラス・ボストンの音楽監督兼指揮者を務めた。就任1年目の定期演奏会では、コーラス・ボストンとしては初の試みであるチェンバー・オーケストラを編成しボストン日本総領事と共演した。このコンサートにおいて称賛を浴びたことが活動の幅をさらに広げることとなり、その後、コーラス・ボストンと共に日本指揮者協会会長（当時）である荒谷俊治氏とBoston Symphony Hallで開かれたコンサートにおいて共演している。 ケンブリッジ・つくば姉妹都市20周年記念津波災害支援チャリティー・コンサートの総音楽監督及び指揮者を務めた際はチェンバー・オーケストラを編成し、ボストン交響楽団のチェリストである Mickey Katz 、元ロンジー音楽院学長でピアニストのVictor Rosenbaumと共演し高い評価を受けた。世界トップレベルの一流演奏家との共演は音楽的感性を刺激し、その後の指揮にも影響を与えることとなった。 ヨーロッパではアルバニア共和国にてその国を代表する楽団、 National Theatre of Opera and Ballet of Albaniaと創設以来初の日本人指揮者としてバルトークピアノ協奏曲の初演コンサートを共演し称賛を浴びヨーロッパデビューを成功させる。一方でAlbania Radio Television Orchestraでは、その年で一番重要なシーズン最初のコンサートに招待され、国営放送された。その内容が称賛され、自身も生放送へ急遽出演する事になり放送された。 更には東日本大震災の為のチャリティーコンサートをPrague Chamber Orchestra(プラハ室内管弦楽団)とプラハにて行うなど積極的にチャリティーイベントにも参加しヨーロッパにて活動する。 韓国のウルサン大学室内管弦楽団に招待され、ウルサン市の芸術ホールにて日本人として、また海外からの招聘指揮者として初めてのコンサートを行う。このコンサートが称賛され、ヒュンダイメモリアルコンサートにて同オーケストラと再度共演を果たす。 近年では活動が評価されアメリカの指揮の教科書”Conducting Music Today”(Berklee Press)にてJohn Williamsなどと一緒に掲載される これまでに、カーネギーホール、ケネディーセンターをはじめ、イギリス、カナダ、オランダ、オーストラリア、日本、韓国、台湾、中国にて指揮する。 ボストン音楽院音楽学部器楽科オーボエ専攻卒業、同校大学院指揮科修士課程修了。在学中は指揮をBruce Hangenに師事。